人手不足と失業率の関係は？

飲食業や建設業で人手不足が深刻だ。

チェーン店を展開するすき屋は、１００以上の店舗で休業に追い込まれているという。

また、建設業においても、過去の民主党政権のあおりを受け、東日本大震災の復興事業や東京オリンピックをにらんだ建設ラッシュに見合うだけの労働力が確保できていない。

一方で、依然として完全失業率は３月現在で３．６％と就職が出来ない人が存在する。

飲食業や建設業においては、誰でもいいからとまでは割り切れないのか、背に腹を変えられないほどは困ってはいないのであろう。

この様に、需要と供給がミスマッチしている原因としては、飲食業と建設業が希望する業種ではないということであろう。

ゆとり世代を過ごした若者にとっては、楽で、きれいな仕事を求めているのかもしれない。また、あまり責任を問われない仕事を求めているのかもしれない。

その様な希望があるからこそ、きつく、汚いというイメージのある建設業や、小利多売を販売方法とする外食チェーン店は倦厭されるのであろう。

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